ふきんはキッチンの名脇役。
食器やテーブルを拭いたり、調理に使ったりとその用途は幅広くなくてはならない存在。
しかし、使っているとヌメリや臭いが気になってくることも・・・
そんなお悩みを解消してくれるのが「柿渋染めふきん」です。
◇ なぜ、「レーヨン」なの?
柿渋ふきんに使用されている「レーヨン」は主にパルプから作られた100%植物由来の繊維です。
実は、綿以上に吸湿性が高いレーヨン。
そのレーヨンを糸に紡ぐ前に「抗菌・消臭効果」抜群の柿渋で染めています。
渋柿染の抗菌・消臭効果が、コットンや麻では持続しづらいのですが、レーヨンだとほぼ半永久的に抗菌・消臭効果が持続するので、まさに「ふきん」にぴったりな素材なのです。
◇ 柿渋ってなぁ〜に?
「柿渋」は渋柿の実がまだ小さくて青いうちに採取したものを、砕いて絞った汁を1年以上寝かせて発酵させたものです。その歴史は古く、日本では1000年以上前から継承されてきた工法です。
柿渋に多く含まれるタンニンには、抗菌・防臭・消臭、最近では抗ウイルス効果もあることがわかってきました。その他、防腐、防水、防虫などにもすぐれ、昔からさまざまなものに利用されています。
毎日使うふきん、使用するたびに洗剤を使って洗って乾燥させて、が本当は理想ですよね。
でも実際はというと・・軽く水洗い、乾く前にすぐ出番で常に生乾き状態。
気がつくと臭ったり、衛生面で不安になることもしばしば。
そんな心配の無い「柿渋染めふきん」おすすめです。
◇ フェイスタオルとしても
キッチンで使うのはもちろん、我が家ではフェイスタオルとして使用しています。
「レーヨン+柿渋」の抗菌効果がフェイスタオルにはピッタリ。
吸水性が抜群なので、やさしく押さえるだけで気持ちよく吸い取ってくれ、おすすめです。